店長のひとりごと店長村岡が綴る日々雑感
長男タケゾー・6才2006/4/12
私の長男タケゾーは現在6才だ。タケゾーは1才の頃から保育園に通っている。今こそ近所の市の認可保育園に行っているが、当時、市の保育園に空きがなく、別の私立保育園に入園した。そこは坂の上にある感じのいい保育園だった。保育園に通いだした始めの頃、タケゾーは泣き虫でその保育園にもあまりなじめず、行くのを嫌がっていた。
朝、保育園に向かうと、保育園手前の坂を登りはじめたぐらいには泣き出していた。（うっうっ・・・と静かに）保育園に着き車から降ろそうとしてもなかなか出ようとしない。無理やり抱っこして先生に預ける。いや、預けようとしても私の身体を掴んで離れようとしない。
それでも強引に引き離し、先生にお願いする。すごい声で大泣きしているタケゾーを背に振り向かず帰って行く。とても辛かった。先生にも色々と無理をお願いしてお世話になった。
保育園になじまない日々が何ヶ月か続き、なんとかスムーズに通えるようになった頃、市から連絡があった。希望していた市の保育園に空きが出たとの事。 あちゃ～、せっかく慣れてきたところなのにまた、新しい保育園か。。。 大丈夫かなぁ･･･。(;´Д｀)
しかし、私達のそういう心配は不要だった。わずか半年でタケゾーも成長していた。たまに泣くこともあったが新しい保育園には意外にもスムーズに通うことが出来た。
・・・あれから時も経ち、そんなタケゾーも今年から小学生だ。
先日、保育園の卒園式の練習での事を先生が報告してくれた。卒園証書をもらった後、将来なりたいものを発表するらしい。 他のみんなは「お医者さんになりたいです。」とか「サッカー選手になりたいです。」「お菓子屋さんになりたいです。」などなど・・・・ タケゾーはと言うと、「ぼうけんジャーになります。」キッパリ！みんなが〇〇〇になりたいです。という所、こいつしっかり「〇〇〇になります。」と言いきったらしい。それも架空の戦対もの ぼうけんジャーだ。＿|￣|○
他の子はみんな現実的なのにタケゾーだけ今だにぼうけんジャーか？しかし、それを自身を持って「なります！」と言い切るところ、なかなかのものだ。 とても笑えた。
今は保育園でも結構、人気者らしい。 のぼり棒や鉄棒も得意だし、腕立て伏せだって出来る。自分でも“僕、サルだもん！”って言っている。 風呂に入る前に腕立て伏せをしたあと、腕に力こぶをして見せて「ねぇ、今、僕何点？」なんて成長具合を聞いてくる。
あの小さい時のタケゾーも確実に成長している。いよいよ保育園も卒業かと思うと感慨深いものがある。さぁ、次は小学校だ。このままサルに磨きをかけ、ますます逞しく育ってほしいと願う、父、村岡だった。
